秋の講演会

2017年 秋の講演会

期 日: 2017年11月18日(土)14:30-16:00(受付:14:10より)
開催場所: 中央大学後楽園キャンパス6号館4階6418教室
講演テーマ: 世間学の視座から見た組織内不正・事故抑制手法について
〜日本の実社会でトラブルの要因となる「世間」に関するおはなし〜
司会: 豊田愛祥(日本交渉学会理事、光和総合法律事務所、弁護士)
講演者: 甘利康文
講演者のプロフィール: 1984年慶應義塾大学卒業,1986年同修士課程修了。1987年セコム(株)IS研究所入社。1990〜91年米国マサチューセッツ工科大学客員研究員。現在、セコム(株)IS研究所リスクマネジメントグループ・グループリーダーとして実体を持たない存在である「セキュリティ」「安心」「サービス」そのものを対象にそれを体系化するための研究、また、組織で働く人間が関係する事故に関する研究、セキュリティ啓発・研修等に従事。筑波大学大学院リスク工学専攻課程非常勤講師, NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)・組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WGリーダー。これまで,(独)情報処理推進機構(IPA)・組織における内部不正防止ガイドライン作成委員会委員、中央教育審議会(文部科学省) スポーツ・青少年分科会 学校安全部会 委員、学習塾に通う子供の安全対策推進委員会(経済産業省)委員、「安心・安全な社会の実現に向けた情報通信技術のあり方」に関する調査研究会、子供・高齢者の安心・安全WG(総務省)委員等歴任。2006年 リスクコンサルタントオブザイヤー2005受賞。
著書に「内部不正対策14の論点」インプレスR&D (共著) 2015年、「危機管理方法論とその応用」 シーエムシー出版(共著) 2013年、「ビルマネジメントの新しい知識 リスクとセキュリティを考える」技術書院 2007年他、関わった一般向け「セキュリティ啓発」書籍多数。現在、勤務先ウェブサイトにて、一般を対象とした「安全・安心に関するコラム」を連載中。
講演要旨: 日本において、人々が絡んで発生する様々な事件や事故などの様々な事象の遠因となっている存在である「世間」について、「世間学」の定説を紹介しながら概説します。
日本人は、自らの行動の多くを「世間」にコントロールされています。しかし、それに気がついている日本人は多くはありません。「世間」の知識は、そこで日々活動し、生活している日本人すべてが知っていて損はない知識です。「世間」の何たるかを知ることで、私たちの周りで起こる様々な出来事に、よりうまく対応することができるようになるのではないかと考えています。
また、お話しの最初に、防犯に限らない「広い意味でのセキュリティ」とは何かについてその概要を紹介し、それを実現する方法論についても簡単に説明させて頂きます。
参加費: 会員(500円)、非会員(500円)、学部学生・院生(500円)
講演会終了後、中央大学後楽園キャンパス3号館1階において、16時10分より、講演者の甘利康文先生を囲んでコーヒーとサンドイッチを楽しむ会を開催します。
アクセス:
東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩7分
JR総武線『水道橋駅』から徒歩15分

2016年 秋の講演会

期 日: 2016年11月12日(土)
受 付: 12:00-13:50常務会(6号館6417教室)
14:00-14:40理事会(6号館6417教室)
14:45-15:15臨時総会(6号館6417教室)
15:30-17:00講演(6号館6418教室)
17:00-18:00コーヒーとサンドイッチ(開催場所は当日のご案内)
講演会終了後、1時間程度コーヒーとサンドイッチを楽しみながら、講演者の大澤恒夫先生とご歓談いただく機会があります。
開催場所: 中央大学後楽園キャンパス 6号館6418教室
参加費: 500円(会員、非会員、学生)
講 演: 『顔を合わせる対話と問題解決−その魅惑の力』
司 会: 豊田愛祥(光和総合法律事務所、弁護士、本学会理事)
講演者: 大澤恒夫(桐蔭法科大学院教授、大阪大学大学院国際公共政策研究科招聘教授、中央大学法科大学院客員教授、弁護士(大澤法律事務所)、法学博士)
講演要旨: 私は35年の弁護士人生で、少ないながら様々な事件に携わってきました。その中で、数々の優れた弁護士に出会いました。共通して言えることは、もつれてしまった難しい問題について、関係者と顔を合わせて話し合うことに力を注ぐ方々であったということです。今回は、思い出に残る若干の事案と弁護士の活動について、ご紹介したいと思います。
私は1988年に地元・静岡で起こった造船所の会社更生事件で、管財人団の一員として企業再建に携わる機会を得ました。その事件の申立代理人・清水直弁護士は、顧客船主・金融機関・取引先・従業員といった、深刻で複雑な利害の錯綜と激しい感情的対立のなか、混乱の渦巻く現場に身を置いて、これら関係者と顔を合わせて対話を重ね、皆が納得する解決を提示し、再建の道筋を創る、そういう弁護士の姿を私に見せてくださいました。
このほか、自治体所有地をめぐる入会権紛争の解決交渉で入会集団を代理した弁護士との出会いと交渉、深刻な企業不祥事で徹底した原因究明と再発防止策の策定のため社内の対話を促進し、危機を乗り越える道筋を示した弁護士、福山市鞆の浦の埋め立て架橋問題における住民間の対話を促進する役目をご一緒させていただいた弁護士、相当規模のシステム開発紛争のADRによる解決に尽力された紛争当事者の代理人弁護士など、様々なシーンで優れた弁護士に出会いました。
いずれの弁護士も、対立する関係者が顔を合わせて対話することを大切にされました。私は、その対話の場で不思議な力が働いたように思いますし、その力には言葉では言い表せない魅力があったように思います。
最近、精神医学の分野で「オープン・ダイアローグ」という、北欧にオリジンのある精神療法が注目されているそうです。「開かれた対話」、そこには精神医療だけではなく、様々な紛争の解決、あるいはより広く社会生活上の問題解決にもつながる示唆が含まれているのではないかと考える今日この頃です。
経 歴: 1954年静岡県清水市(現・静岡市清水区)生まれ。中央大学法学部卒業。恩師・小島武司先生の薫陶を受け、1981年に弁護士登録と同時に、日本IBM社内弁護士となる。辛抱が足らず、1986年に郷里静岡で独立。以後、IT分野をはじめ技術系企業の予防法務・戦略法務の支援、交渉を中心とした紛争解決、それから様々な刑事事件の弁護、多分野の企業の再建などに携わる。その傍ら、45歳から小島先生の勧めを受け中央大学大学院法学研究科に属し、「弁護士業務における対話の理念と技法」の研究をする(後記の『法的対話論』は博士論文をもとにしたもの)。なお、法科大学院制度の発足と同時に、桐蔭法科大学院(現任)、中央大学法科大学院(現任)及び大阪大学(2012年度までは法科大学院、以後は法学部及び大学院国際公共政策研究科)で実務家教員を務め、現在は「LAW未来の会」(代表:久保利英明弁護士)のメンバーとして、危機に瀕する日本の法曹養成制度の建て直しを目指して活動している。
・単著:『法的対話論―「法と対話の専門家」をめざして』(信山社、2004年)、『IT事業と競争法』(日本評論社、2001年)、『対話が創る弁護士活動―相談・交渉・ADR・司法アクセス・法教育』(信山社、2011年)、『テクノ企業の予防法務』(静岡新聞社、1997年)
・共著:『ロースクール企業法務教材』(信山社、2006年)、『基礎から学ぶSEの法律知識』(日経BP、2006年)、『実践民事弁護の基礎―訴え提起までにすべきこと』(レクシスネクシスジャパン、2008年)、『民事法総合学修入門』(日本評論社、2012年)など
アクセス:
東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩7分
JR総武線『水道橋駅』から徒歩15分

2015年 秋の講演会

期日:2014年11月14日15時
受付:14時45分より
開催場所:中央大学後楽園キャンパス 6号館6410教室

講演テーマ:変貌する日本企業―グローバル化と共に―
講演概要:競合企業の合従連衡・買収売却が大型化し、金融のグローバル化と共に全ての市場が大きく変化している。世界各地で四半世紀以上企業広報に携わってきた経験を中心に海外での広報と政府渉外、営業活動の戦略的な統合の必要性を実例を挙げて語る。
講演者:久保達哉(本務:(株)日立製作所電力システム社 経営戦略本部 広報・渉外部長、兼務:日立製作所福島原子力発電所プロジェクト推進本部 担当部長、電力インフラシステム営業統括本部 担当部長、欧州原子力事業開発本部員)
参加費:会員(1,000円)、非会員(2,000円)、学生(500円)
※講演終了後、講演者を囲ってサンドイッチをつまみながらお話しする機会があります。

アクセス:

東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩7分
JR総武線『水道橋駅』から徒歩15分

2014年 秋の講演会

期日:2014年11月8日(土)(終了いたしました)
時間:15:00〜17:00
会場:中央大学後楽園キャンパス6号館4階6425教室

テーマ:「シーボルトの交渉術」
形式:発表とフロアとのディスカッション
発表者:麻殖生健治(元立命館大学大学院教授)
発表要旨:江戸時代末期に来日したシーボルトは日本に関する資料情報の収集と引き換えに日本の近代医学や蘭学の興隆に大きな功績を挙げた。彼の経験した交渉の中で一番大きなものは、いわゆるシーボルト事件である。彼の交渉原則は当初日本という異文化に合わせて受け身的で担当者任せであった。しかしそれでは問題が解決しないと悟ってからは西洋的な能動的で論理的な交渉原則に大転換する。ここでは人間と問題を分離して選択肢をつくり客観的基準で判断するというハーバード流交渉術さながらの近代的交渉術を展開する。 講演の後、参加者から歴史上の人物で交渉学上興味深い人物を挙げて議論してもらった。マキャベリ、勝海舟、黒田官兵衛等の名前が挙がって活発な意見交換が行われた。

アクセス:

東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩7分
JR総武線『水道橋駅』から徒歩15分

2013年10月 月例会

期日:2013年10月13日(日)(終了いたしました)
時間:15:00-17:00
会場:中央大学後楽園キャンパス3号館3階3308教室

テーマ:「交渉学のこれからを考える―話題の時事問題を交渉学的に斬る」
形式:円卓「パネルディスカッション」
司会および提案者:土居弘元(国際基督教大学名誉教授)
提案者:秋沢伸哉(立命館大学大学院経営管理研究科教授)、中迫俊逸(中央大学商学部教授)、篠原美登里(共愛学園前橋国際大学国際社会学部准教授)
参加費:会員(1,000円)、非会員(2,000円)

参加者がお互いの顔が見える形式で座り、パネリストが話題を振って参加者全員で自由に意見交換をするという企画でございます。会員各位の出席と積極的な議論への参加を期待しています。

なお、当日は常務会を12:00から14:00、理事会を14:10から14:50に開催します。
常務会の議題:
1.2014年度全国大会開催校について
2.日本交渉学会誌Vol.24について
◯投稿締切日
◯投稿要領(完全原稿の提出を執筆者に依頼する内容)
◯集委員会委員の決定
◯編集委員会開催日時の決定
3.会費納入状況について
4.日本交渉学会HPについて
5.その他

理事会の議題:
1.2014年度全国大会開催校について
2.日本交渉学会誌Vol.24について
3.投稿締切日
4.投稿要領(完全原稿の提出を執筆者に依頼する内容)
5.日本交渉学会HPについて
6.その他

アクセス:

東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩7分
JR総武線『水道橋駅』から徒歩15分